障害のある方のあたり前の生活を支援します

法人なづな学園

お知らせ

2011年09月15日 ニュース
かしの木学園の新園舎が竣工

 かしの木学園は今から41年前の昭和45年4月に、心身障害児者対策の一環として、養護学校⇒かしの木⇒就労への体系を目標に、京都市により「京都市かしの木学園」として設置され、公設民営施設として社会福祉法人なづな学園が運営を受託しました。

 今日まで知的障害者通所授産施設として、多くの知的障害のある方たちに授産活動を中心とする日中の支援・援助活動を提供して参りました。しかし、歳月を経ることによる園舎の老朽化や利用定員の増加に伴う園舎の狭隘化により園舎の建替再整備が大きな課題となっていました。

 園舎建て替え再整備事業は京都市や地元の皆様のご理解ご支援のもと、平成22年4月からの仮園舎整備、旧園舎解体撤去に引き続き、平成22年11月から新園舎の建築工事が進められ、お陰をもちましてこの度平成23年9月13日、京都市長はじめ多くのご来賓のご臨席を賜り竣工式を挙行いたしました。

 今後は、「障害者自立支援法」に基づく新体系への移行手続きを進め、新園舎への移転に合わせて多機能型施設として11月1日を予定に、民設民営の「かしの木学園」として新たな歩みを始めます。

 新しい「かしの木学園」は多機能型事業所として、定員を10名増の55名に増員し(1)一般就労をめざす就労移行支援事業所、(2)就労継続支援B型事業所、(3)利用者の生活に癒しと意欲を提供する生活介護事業所として、障害のある皆様に日中の支援活動を提供して参ります。

 作業種目については、従来からの陶芸作業、縫製作業、箱折作業、各種下請受注作業、ビル清掃作業に加えて、12月からはパン、焼き菓子の製造販売を新たに予定しており、地域の皆様から愛されるおいしいパンを提供して参りたいと考えています。

 地域の皆様を始めとして、ご縁ある皆々様に今後共のご支援、ご指導をいただきながら、地域の皆様の障害福祉ニーズに応え、親しまれる事業所をめざし、役員、職員一丸となり歩んで参る覚悟でおります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 

かしの木学園新園舎

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