障害のある方のあたり前の生活を支援します

法人なづな学園

ごあいさつ

 私は4月1日付で、高宮郁子前理事長がご退任された後を受けて、理事長職に就任させていただきました。

 高宮理事長は五十年を超える永きにわたり「一人ひとりを大切に」という基本理念のもとに、障害のある人もない人も地域で尊厳を保ちながら普通に暮すことができるよう、なづな学園の運営を通じて努力を積み重ねてこられました。 退任されるにあたりまだまだやり残された思いが多々あることと思いますが、健康が第一です、しっかり療養をしていただき、また元気に復帰していただきたいと願っております。

 特に、嵐山における新規事業の推進は喫緊の課題であり、しっかりと受け継いでまいりたいと存じております。

 50年史において高宮理事長が書かれていた、そして私も述べさせていただきました近年の福祉制度改革は、望ましい方向への転換がはかられてきつつありますが、肝心の施設運営にかかわっては極めて課題の多い状況で、それも毎年のように続いております。 ぜひ、安定した経営ができるよう先が見通せる施策を期待したいものです。

 ところで、いままで経験したことがない大変な困難に、いま直面しております。  全世界に広がった新型コロナウィルスの感染は、私たちの身の回りで非常事態宣言が出されるなど、日々の生活が脅かされています。  当法人内の諸施設の運営についても、感染予防策、感染時の拡大予防策、などについて管理者会議を中心に検討を重ねているところですが、利用者の各家庭のご協力を得る中で、施設内での3蜜を避けるよう最善の努力が必要です。 収束の見通しが見えない問題ですが、職員が一丸となって、利用者を守り、職員自らも守り、そして施設を守るためのご協力をお願いいたします。

社会福祉法人なづな学園

理事長 安 田 行 雄

経営理念

相手の立場に立ち 地域との繋がりを大切に 思いやりの心で 熱き心を持ちながら 共に育ち支え合う場づくりに努める

基本方針

~理念を実現するための5つの視点~

利用者への視点
  障害のある人が、住み慣れた地域で可能な限り生きがいのある自立生活を送ることが出 来る様支援します。
職員への視点
  職員が仕事を通して、成長と達成を実感することが出来る職場づくりを目指します。
地域に向けての視点
  福祉を取り巻く多様な関係機関、組織、個人との連携・協働を主導して地域の福祉課題 に取り組みます。
事業経営としての視点
  経営基盤の強化を図り、良質なサービス、安定したサービスを継続して提供いたします。
コンプライアンスとしての視点
  福祉関係法令はもとより法人の理念や諸規程さらには広く社会的なルールやモラルを遵守した経営に努めます。